昨夜聴いたセミナーの防備録。
学んだことをアウトプット!!
第78回京都大学未来フォーラム
講師:小松 純也 氏(演出家・プロデューサー)
講演タイトル:「わからないものとの戦い~「気分」と「イノベーション」の狭間で~
https://www.kyoto-u.ac.jp/ja/event/2021-04-26b
講師の小松氏は、京大卒業後にフジテレビ入社、数多くの人気番組を企画・制作されてきた方だそうです。これまでご自身で手がけた制作を例にして、企画側の目線で解説。
「チコちゃんに叱られる」は「子どもからお年寄りまで世代をまたいで見てもらう」ことを意識してつくったとのこと。
「人生最高レストラン」は今では珍しい1社提供番組。普通は数社のクライアントが提供するが、これは1社のみ。視聴者に対して1社だけのカラーが出るのがどうかと疑問を持たれたが、敢えて挑戦。
YoutubeやNetflixなどのネット配信はTV業界からみれば、放送法もルールもお構いなしで、“黒船”と呼ばれている。
“黒船”の影響を受け、また、タッチパネルの可能性に挑戦してつくったのが、ネット配信番組「ラフ&ピース マザー」で、子どもたちが遊びながら学べるようになっている。視聴者はタッチパネルで操作しながら自分のペースで視聴できる。ひとりひとりの視聴状況に合わせてカスタマイズできるのが大きなポイント。
これからは「コンテンツの時代」。
中味を楽しむモノ。
TVやネット配信、ゲーム、アプリ……といったジャンル分けが希薄になってくる。こういったものは「作り手→コンテンツ→」その次にある「出口」に過ぎない。
「コンテンツ」は、いかにたくさんの人におもしろいと思ってもらうかが大切!
アイデアをつかむ
「ときめき」
それに気づくことが大切。
自分の中でときめいたことを意識すること。
それを抽象化して広げる→アイデアづくり。
抽象化するにはまずはときめきを言語化する。
会話の内容や状況、感情などなど。
以前「チコちゃん…」で取り上げた問題で、
「子どもは、なぜ縁石の上を歩くのか」
というものがありました。
その答えは、
自分の限界に挑戦して、自分の能力を高めるため
だそうです。自分ができるかもしれない…と思える「ギリギリの限界」に挑戦する。「自分にできるかも…」と思うとワクワクする。
「フロー体験」というらしいです。
では、「大人の限界は何か?」考えてみましょう。
それは、
身に覚えのある限界を乗り越えるフロー感
時代の「気分」を測る方法は?
それは、ずばり、直感。
「直感」の精度を磨くこと。
世の中を自分の目で見て感じること。
自分自身が一番のセンサー。
- 「今」をまっすく自分の感覚で捉え、心に刻む
- 自分に正直に。「普通の人」を目指す。
変化の中で「変わらないもの」を探す。
アマチュアリズム
自分自身に限界をつくらない。
「プロじゃないからわからない/できないよー」と言うことは、自分で自分に境界線を引いてしまっているということ。無意識のうちに境界線をひいてしまっていませんか?
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